オークションで落としたジャンクのFT-73をいじくっています。ディスプレイの文字が欠けていて、本当は8なのに6に見えてしまいます。ディスプレイを上から押すと表示されることがあるので、接触不良とにらんで、修理してみました。
ネジを2+4+4本外すと、開腹できます(Technical supplementより)。
右側(表側)の基板を止めているネジは6カ所です。周波数ダイヤルを止めているリングを外し、さらにスピーカーから出ている短い線をハンダで外すと、ようやく基板が外せます。
感謝↓
http://liscoro.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/ft-73-baec.html

なんと、ディスプレイは基板の上に乗っているだけで、ハンダ付けされているわけではありませんでした。上の写真で、右の窓枠にはまっている黒い金属製の枠で押さえているだけ。この圧力が弱まると、接触が悪くなって、ディスプレイの表示が欠ける様子。

右の黒い金属製の枠の内側に、透明なビニールテープを貼ってみました(正確には、もともと貼ってあったセロハンテープが劣化していたので、交換しました。このテープは前主が貼られたようです。)。
実は、知人のFT-73も同じように表示が欠けていたのですが、同じ手法で正しい表示に戻すことができました。頻発する現象なのかもしれません。
このリグ、使い込んで剥げた塗装がいい感じなのですが、送信はするものの音が出ません。難易度高そうです。


