オアフ島での運用・POTA編その1

少し遅めの夏休みをとり、ハワイ・オアフ島に行ってきました。

家族旅行なので無線中心という訳にはいきません。しかも6泊8日の旅程中、前半3泊のホテルの部屋には何とバルコニーがなく、ホテルから運用ができません。アンテナ不要なIC-705のターミナルモードでJAのレピーターにアクセスを試みるも、なかなかうまくいきません(D-STARについては別の記事に書きます。)。

意気消沈しつつも、プールサイドで無線運用できそうな公園を見定めます。

滞在3日目、2023年9月11日の午前中、Manoa Fallsという滝を見に行きます。ハワイ州が管理するTrailですが、POTA指定公園にはなっていません。Parks On the Airを始めてから、そんなことばかり気になるようになってしまいました(笑)

Diamond Head State Preserve (K-6425)

滝を散策した日、9月11日の午後、ようやく無線運用の時間を確保できました。ホテルから車で15分ほどのDiamond Head State Preserve (K-6425) に行くことにします。もっとも、観光のメインルートでやるわけにはいきません。地図をにらむと、北の裾野、Diamond Head Roadから分かれる道の突き当たりに、アンテナを展開できそうな広場を見つけました。ちゃんと公園のエリア内。右の空中写真にピンを立てたあたりです。

左:Park Brochure https://dlnr.hawaii.gov/dsp/files/2014/09/hsp_dh_brochure_2012.pdf
右:Google Map https://maps.app.goo.gl/WX4Lgb4enSf3oxDh7

Google Streetviewより。眺めもよさげ!
https://maps.app.goo.gl/Szdfpqyd9ciHsKpR7

この「道の突き当たり」を行き先に指定してUberを呼びます。日本語を話す初老の運転手が、「この客は何でそんなところへ行くのか?」と怪訝そうな顔をしています。

「友達の家かなんかですか?」
「いえ・・・あんまり人が行かないところですよね(苦笑)?実は、アマチュア無線ってわかります?」
「あーハムのことですね?」
「そうそう、それです。えっと、アンテナを張りたくて広いところへ行こうと思いまして。」
「へえええ・・・」

通じたのかしら。通じたと信じ、目的の道の入口で車から下ろしてもらい、徒歩で目指す場所に向かいますが、なんと・・

工事中で入れません。仕方ないので周辺をうろうろと東の方に進むと、Fort Ruger Pathwayの周りが公園のようになっています。ポールを結わえ付けられる棒は立ってないかしら・・・・?

Google Mapより https://maps.app.goo.gl/HN6eDZwdrha7b9Qf8

上の写真のピンを立てたあたりにおあつらえ向きの棒が立っていました。少し離れたところに路上生活者のテントが見え、ちょっと不安を感じますがここでやることに決めます。

たも網の柄をポールにし、ギボシダイポールをいい感じに展開。無線機はIC-705にモバイルバッテリーをつなぎ10W出力を確保。

このギボシダイポールは、21MHz以上では3倍高調波を使う設計になっている優れもの。このサイトを参考にさせて頂いて作りました。
JF1DIR業務日誌(はてなblog版) 移動運用用HFマルチバンドアンテナ

今日はまずは28MHzでしょ、ということで給電点から4個目のギボシで切り離すと28MHzに同調するはずですが、なぜか10MHzに同調しています。ん?なんかおかしいと、給電点から最も近いギボシで切り離すと18MHzに同調。次のギボシで切り離すと14MHzに同調、その次で切り離すと10MHzに同調、とここまではいいのですが、その先はどこで切り離しても10MHzに同調。つまり10MHzのギボシと28MHzのギボシの間で断線していそうです。ですがテスターをホテルに置いてきてしまったのでこれ以上のチェックができません。

28, 24, 21MHzに出られないのは痛いところですが、どうにもならないので、出られるうち最もハイバンドの18MHzのFT8に出てみたところ、南北アメリカから順調に呼ばれます。16局やって途切れたところで14MHzにQSYすると、さらにすごいパイルになり、JAからも含めコールが途切れません。

お空の調子がとってもよいのでPhoneにQSYし、18MHzでCQを出すと、おなじみのJK1OZSのコールが!ローカル並みの強さです。ラグチュー風に調子よく話していると・・・ご近所にお住まいの路上生活の方が自転車で近づいてきて、話しかけられてしまいました。ちょっと変わった英語でよくわからなかったのですが、Ham Radioということはわかってくれたようで、ニコニコしながら立ち去っていきました。いい人でした。先入観を恥じました。

(OZSさん、途中でQSOが途切れてしまったのは、実はこっちでこんなことが起きていたからなのです。たぶんコンディションがおっこったからではなかったと思われます^^)

そんなこんなで、実質3時間弱の運用で48QSO。FT8は18MHzと14MHzで45QSO。SSBでは18MHzで2局(JA局)と14MHzで1局(US局)ができ、無事、K-6425 Diamond Head State Preserve をアクティベートできました。ハイバンドに出られなかったのが痛恨でしたが、おなじみ局の声も聞けて大満足。

真っ暗になってしまったので納竿とし、Uberを呼んで宿に戻りました。

D-STAR編に続きます。

(2023-09-17 記)

4件のコメント

  1. 山内先生はハワイですか。うらやましい。アメリカ、オーストラリアそしてインドネシアと行きましたが、無線機は持って行きませんでした。

  2. アメリカは辺鄙なところ(目標物のないところ)でも、Uberが呼べるので良いですね(^o^)

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