「7K1BIB」発給30周年

呼出符号「7K1BIB」がこの世に産声を上げたのは、1990(平成2)年4月27日のことでした。

無線局免許状のコピーが残っています。開局の地は実家があった横浜市南区でした。私が大学2年生のときでした。大型連休のため局免の郵送に時間が掛ったようで、私の手元に届いたのはたしか5月に入ってからでした。

当時の手書きログを見直すと、1990年5月4日22時50分に439.84MHzの「川崎レピーター」(今もあるJR1WXでしょうか)経由で大学の友人2名とQSOしたのが、私のファーストQSOとセカンドQSOであることが分かります。残念ながらこの友人2局はすでに失効していますが、3局目(知り合いでない1局目。シンプレックス交信の1局目)としてお相手いただいたJQ1GZT局の免許は今でも生きていました。4局目は、話しているうちに何と私の妹の同級生であることがわかり驚いたことを、今でもよく覚えています。

開局当時のリグはSTANDARDのC450ただ1台。栄えある第1送信機です。バイト代を溜めて秋葉原で買いました。いろいろなところに連れ回したので傷だらけですが、今でも動態保存されています。

さて、今年は7コール発給開始30周年の年。「7K1BIB」も、発給からとうとう30年が経ちました。この間、2回も局免を失効させてしまっていますので、「開局30周年」と言いにくいのがちょっと残念ですが、区切りの日を迎えました。今後はもう、失効させることはないでしょう。

夜が明けたら、C450に火を入れてみることにしましょうか。

(2020-04-27 00:50 記)


「7K1BIB」発給30周年の夜、21時過ぎ。C450/5WでCQを出したところ、意外にもたくさんの皆さんからコールをいただき、4局とQSOすることができました。最後に当局の一番新しいリグ、IC-9700でCQを出したところ、さすがパワー10倍、港区からお声がけいただきました。

430MHz/FMシンプレックスで常置場所からのCQ、コンテスト以外ではいつ以来でしょうか。初心に返った気分でした。

(2020-04-27 22:40 記)

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