高専カンファレンス無線通信 in 大阪

当日まで

次世代の技術人材の育成機関として注目を浴びる高等専門学校(高専)。

その学生さんたちが、2026年8月22日(土)に新大阪駅近くの会場で「高専カンファレンス無線通信IN大阪」なるイベントを開催することを2025年9月に知り、注目していました。

「高専カンファレンス」とは、全国の高等専門学校(高専)の在校生や卒業生が自主的に集まって、自分の専門分野や趣味、キャリアなどについて発表し交流する勉強会のようなもの、とのことです。このようなイベントがあることを、私は今回初めて知りました。歴史は長く、2008年から開催されていて、過去の開催履歴はここで見られます。

https://kosenconf.jp/?closed

「無線通信」のように特定のテーマを掲げることもあれば、分野をあまり限定せずに集まることもあるようです。

高専カンファレンス無線通信のXアカウント( @kosenconfe203 )の投稿をリポストなどしていたところ、共同代表のひとりからDMをいただき、交流が始まりました。その心意気と熱意に打たれ、個人として協賛を申し込んだり、記念局「8J3WLCF」開局のお知らせを頂いたりしながら、開催当日を迎えました。

当日・午前の部

イベント会場は、新大阪駅近くの貸会議室。関ハムの前日と同じ宿で朝を迎え、会場に向かいます。

参加者はおよそ50人。ほとんどが学生さんですが、大人もいます。スポンサー企業の方、無線機メーカーの方、地元の無線家の方、いろいろでした。先生が(おそらく)いなかったことに少し驚き。

開会式のあと、全員参加のジェスチャー伝言ゲーム。初めての参加者もいるわけで、いわゆるアイスブレイクですね。イベントとしてよく工夫されています。

場が温まったところで、午前の部、講演開始。トップバッターは共同代表のひとりから無線資格取得レポート。従事者免許は取ったものの、無線機が高くて開局はまだという率直な意見に耳が痛い・・。

2番目は電波望遠鏡の設計についての研究報告。和やかな感じですが内容はとっても高度。高専のレベルの高さに衝撃を受けます。

某高専で無線部を復活させたい話。いいですね。是非とも応援したい。

共同代表のもうひとりから災害通信について。人を助けたいという強い思いに胸熱。

講演の最後はBCL。『夜は変なとこのAMラジオ聴けるで。』は、私にとって無線趣味のまさに原点。今でも同じ「経験」が繰り返されていることに感動。

ここで午前の部終わり。おとなメンバーでお昼に出て、自己紹介と情報交換。

当日・午後の部

午後はまず、「全国学生ハムクラブ」「関西学生ハムクラブ」が自己紹介。関ハムにも出展していたた彼ら、無線家にはおなじみですね。

ZQIメンバーの力も借りて、アマチュア無線の体験運用へと続きます。使う局はカンファレンス無線通信記念局「8J3WLCF」。

すこし物怖じしていた参加者たちでしたが、最初のひとりが思い切れば、あとは続くものですね。順番に、ほとんどの参加者が体験運用に参加。記念局を呼ぶパイルアップも途切れることがありませんでした。

体験運用を終えた人たちは、交流を深めたり、無線機に触ってみたり、思い思いに時間を過ごしていました。

こうして和やかな雰囲気のもと、無事、閉会宣言へ。右下は今回のカンファレンスのロゴ。

高専カンファレンスでは、最初と最後に「銅鑼」を鳴らすのが慣習のようです。

参加して

参加した学生さんたちは、無線通信に興味のある人たちばかりでなく、テーマはともかく高専カンファレンスに参加する、という常連たちもたくさんいたようでした。「高専カンファレンス」という枠組みに惹かれて集まった、次代の我が国の科学技術を担う高専生たちが、無線通信への理解を深め、アマチュア無線を体験してもらえたことは、とても意義のあることだったと思います。

また、高専生はふだんから「大人」扱いされているのでしょう。とても自由で、しっかりと自分を持った人たちであることに感銘を受けました。

皆さん名残惜しいようで、閉会式がおわっても交流会が続いていました。高専生たちの将来に幸多かれと祈りつつ、晴れやかで爽やかな気分で、会場を後にしました。

当日のツイート

https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-260822?tweets_order=asc

(2026-09-09 公開)

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