私は、1994年7月から1995年11月まで、研修のために札幌に住んでいました。札幌市西区にて7K1BIB/8として運用し、無線を通じてたくさんの友人ができました。夜な夜なラグチュー、当時流行していたパケット通信、移動運用、登別温泉への旅行・・・。札幌が私の第二の故郷になったことは、この無線仲間なしには語ることができません。
その後も、年賀状やメールを通じ、細くご縁は続いていましたが、実際に面と向かって再会したことはありませんでした。
時は流れて2018年8月、久しぶりに北海道に出かける用事ができ、当時の仲間のリーダー的立場でいらしたJH8OVN局に連絡したところ、ちょうど4~5日のフィールドデーの週末に、お付き合いいただけることになりました。わざわざ車で千歳空港まで迎えに来てくださるというのです。
8月4日昼前、新千歳空港で、JH8OVN局と再会。変わってません。すぐにわかりました。
実に23年ぶりのアイボールです。
OVN局のモービルに乗せていただきます。無線機がいっぱい。さすが無線家のクルマです。

京極町ふきだし公園に立ち寄ります。羊蹄山の麓から湧き出た、透き通る豊かな水。
もちろん飲めます。コクのあるとっても旨い水でした。
途中、肉などを買い込んで、ニセコにあるJH8IYJ局のお宅へ。同局が23年前に下さったFT-720Uは宝物。今でもまだ動きます。
庭でジンギスカンパーティのはじまりはじまり。炭火焼きです。

左から、私、JH8OVN局、JH8IYJ局。
雨が降ってきたので室内に入り、さらに肉を喰らいながら酒を酌み交わします。
BGMが欲しくなりますが、そこは無線家の飲み会。無線機に火を入れます。
これは別記事にしましょう。
23年間のアップデート、話は尽きません。日付変更線を超えた頃、就寝。
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翌8月5日は、別の方の無線基地へ。タワーが建ち並んでいます。7MHz2エレ、21MHz6エレ等々、もちろんVUのアンテナもいっぱい。その迫力に圧倒されます。
ここは、一度は原野・白樺林に戻った土地を、10年がかりで再び開墾したのだとか。このタワー群は、仲間で協力し自力で建てたとのこと。北海道人の開拓精神に畏敬の念すら覚えます。

21MHzのアンテナをお借りして、試しにCQを出してみました。折しもフィールドデー開催中、今まで聞いたことも経験もしたことがないようなパイルを浴びます。
IYJ局にログを手伝っていただきながら、わずか30分強で53局。。。。
卓越した設備の力、身をもって体験させていただきました。あれだけの設備を使いこなすためには、技量も必要ですね。恐ろしさすら感じました。
昼過ぎに無線基地を辞し、話は尽きぬまま、OVN局に札幌まで送っていただきました。
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23年ぶりに、再び無線がつなぐ縁。このありがたさに涙が出てきそうになります。
北海道の方は、なぜこんなに皆さんあたたかいのでしょう。
OVN局、IYJ局、今回もまた、本当にお世話になりました。
また、北の大地に伺います。
(2018-09-02記)

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こんにちは
令和となった初日、いかがお過ごしでしょうか?(笑)
今日はたまたまお休みで、円山公園へでも花見に行ってみようかと思っています。
また無線出来たらいいですね〜
では。73!
おお、コメントありがとうございます!東京は雨が降ったり今ひとつの天気です。札幌の桜はきれいでしょうね。またお会いしましょう!
あいわいじぇ〜と連絡取れる方法知りたくコメしました
よろしくお願いします
上の「7K1BIBに連絡」からご連絡頂けませんでしょうか?